子供の頃にあった暖かい怪談 投稿者:ノッケン

みなさん、コプにちは。
コープスパーティーシリーズを愛している韓国人のファンです。
今回は僕が小学校の1年生だった頃にあった体験談を紹介しようと思います。よろしくお願いします。

土曜日がまだ登校日だった頃の土曜日、教室で僕の隣に座っていた女の子が僕に手紙を渡しました。
その子は僕だけではなく、その子と親しかった何人かの友達にも同じ手紙を渡してくれました。

手紙の内容は要するに
「明日は私の誕生日だよ。君が忙しくないなら、私の誕生日パーティに来てくれない? 明日午後4時、学校の校門の前で会いましょう。」
こんな感じの内容でした。

僕は日曜日に他の約束もなかったし、その子の誕生日パーティーに参加することにしました。

そして翌日午後4時、僕は学校の校門の前に到着しました。もちろん、校門は閉まっていました。
校門の前にはすでにその子に招待された友達が何人か立っていたので、僕は彼らにあいさつした後、一緒に待ち始めました。
ところで僕たちがいくら待っても、僕たちを招待した子の姿は現れませんでした。

30分が経つと、友達の一人が
“もう待てない”
と言いながら家に帰ってしまいました。

再び10分が経つともう1人が帰り、また1人、また1人…
一人一人が家に帰ってしまって、最後は僕一人で校門の前に立っていました。

僕も家に帰りたい。
でも僕たちを招待してくれた子が校門の前に来たとき、自分を祝ってくれる人が誰もいないと思って傷つくのは見たくない。
そう思って僕は何時間も待ちました。時計を持っていなかったので僕がどんなに待ったのかも知りませんでした。

夏だったので日の暮れるのも遅れた時期だったのに、日がとっぷり暮れるまで待っていました。
待つのに疲れて僕も“家に戻るか”と考えていた時、後ろから誰かが僕に声をかけました。
後ろを振り向くと、校門の向こうから初めて見るカッコイイお兄さんが立っていました。

僕はそのお兄さんに“誰ですか”と聞くと、お兄さんは自分を“この学校の守衛だよ”と紹介しました。

守衛のお兄さんは“君がさっきからずっと校門の前に立っているのを見たよ。 どうしたの?”と聞き、僕は事情を説明しました。

僕の話を聞いたお兄さんは優しく微笑み、こう言いました。

“もう夜9時だよ。もしその子がここに来たら俺が言っておいてあげるよ。君は家に帰りなさい。うちでお父さんが心配してるんだよ。”

僕はお兄さんに“ありがとう”と言った後、家に帰りました。

でも不思議ですね。同日、僕の母は祖母の家に行って家におらず、家には父と僕しかありませんでした。
そして守衛のお兄さんは両親やお母さんではなく、お父さんが心配しているという言葉をしました。普通はお母さんが心配してるよって言いますよね。

そんなことがあった後の月曜日、僕は友達と先生に、昨日守衛のお兄さんと会ったことについて説明しました。

すると、先生がおっしゃいます。
“何を言ってるの? 私たちの学校の守衛はおじいちゃんしかいないよ?”

では、当時の僕が会った守衛のお兄さんは誰だったのでしょうか。今でも疑問です。

P.S
僕をパーティーに招待した子がどうなったかというと、実はそのパーティー、土曜日にすでにやってたそうです。

その子が僕たちにくれた手紙を書いたのは金曜日の夜でしたが、僕たちが学校で手紙を受けるのが土曜日ということは考えずに手紙を書いた当時を基準に

「明日は私の誕生日だよ。」って手紙を書いたのです。

それを聞いていなかった僕は日曜日に学校に出て苦労をしたのです。

その子の母がその話を聞いて、パーティーに参加しなかった僕と友達のために、あとでお詫びのパーティーをまた開いてくれました。

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